伊勢神宮・内宮(神苑・五十鈴川御手洗場・滝祭神)

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内宮の神苑、右手には松が植えられています。
DSC02705火除橋が見えてきます。
火除橋は、火災の延焼を防ぐために人工的に作られた川に掛っています。

この橋の手前右手にトイレと古札納め所があります。
橋を渡ると神域になるそうで、これより中にトイレはありませんので、ここで済ませておきましょう。

橋を渡り終えると、右側に手水舎があります。

奥に見えるのは第一鳥居です。

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手水舎で口と手を清めたら、第一鳥居をくぐります。

DSC02707第一鳥居をくぐるとすぐ右手に五十鈴川が見えます。

ここは五十鈴川御手洗場で、ここでも口と手を清めることができます。

昔はここで川に入って身を清めたようです。
この日は水位が下がっていたので、膝をついても水をすくうのは難しい状態でした。

通常でもかなり前かがみになる必要があるので身体の不自由な方は第一鳥居の前の手水舎で口と手を清めておいたほうがよいでしょう。

あまり無理をすると川に落ちるかもしれません。

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清流で知られる五十鈴川です。

ここから参道に戻る前に、ほとんどの人が気付かずに通り過ぎてしまうのが滝祭神。

ここは何度も参拝している方でも知らない事が多い参拝ポイントなようで、ほとんどの方は気付かづに通り過ぎます。
滝祭神は五十鈴川の神様で水の守り神だそうです、地元の人はお取次ぎの神様と呼んでいるそうで、まずはここで名前や住所をお知らせして、滝祭神にどこの何というものが参拝に来ましたと天照大神に取り次いでもらってから御正宮に向かうそうです。

伊勢神宮の写真
(トリップアドバイザー提供)

多くの方は正宮を参拝してそのまま帰るようですが、余裕があれば御正宮を参拝してから風日祈宮→滝祭神の順で参拝に向かってみてください。

地元の人にならって滝祭神にお取り次ぎをお願するしてから御正宮に参拝する場合は五十鈴川手洗場から参道に戻る手前に右に入る小道に入ると、右手に滝祭神が祀られっているのを見つけることができます。

お取次ぎをお願いして、そのまま小道を進むと風日祈宮に向かえますが、そうすると第2鳥居をくぐらないことになるので、第2鳥居をくぐるにはもと来た道を通って参道に戻り正宮の参拝に向かいます。

伊勢神宮・内宮(宇治橋と宇治橋鳥居)

DSC02694内宮の宇治橋の手前に観光案内所があり、地図ももらえます。
DSC02695 宇治橋と宇治橋鳥居
橋の両端にある鳥居はそれぞれ、手前は内宮の橋を渡り終わったところの鳥居は外宮の正宮の御正殿の棟柱をリサイクルしてつくられています。
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宇治橋は日本風の木造の反橋で長さは101.8mあります。
戦後、財政難などで20年ごとに行われている式年遷宮の時期が4年遅れた際にも、宇治橋の架け替えだけは多くの方々の努力により予定通りに行われたので、式年遷宮の4年前に行われるようになったそうです。
鳥居は正殿の棟柱をリサイクルするため、式年遷宮の後、正殿が解体されてから新しくなることになります。
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内宮、天照大御神、式年遷宮の簡単な説明があります。

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それでは宇治橋を渡ります、外宮は左側通行でしたが、内宮は右側通行です。
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川上に杭が見えます。これは「木除け杭」というもので、流木が橋脚に直接あたるのを防ぎ橋を守るためのものです。
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この時は渇水のため、橋の下には水がありませんが、通常は鯉が泳いでいたりします。
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こちらは川下です。
遠くに水が見えますが、橋の近くはまったく水が見えない状態でした。

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宇治橋を渡り終えたらそのまま右に向かうのが参拝の順路です。
ここから神苑に入ります。