伊勢神宮・豊受大神宮(外宮)清盛楠‐勾玉池

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清盛楠
火除橋を渡るとすぐ右側にあり、気が付く方もほとんどいないようですが、
平清盛が勅使として外宮に参宮したとき、この木の枝が冠に触れたために枝を切らせたという伝承から清盛楠と呼ばれるようになった楠です。(清盛が枝を切らせたという記録はないそうです。)
樹齢1000年の楠ですが、昭和34年の伊勢湾台風の被害にあい、このように二つに分かれてしまったそうです。

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手水舎を過ぎて、左に休憩所と勾玉池があります。

勾玉池は菖蒲の名所で、5月下旬~6月中旬頃には花菖蒲が咲き乱れます。

休憩所池の前は休憩所になっていて、暑さをしのぎながら池を眺める人が大勢いました。

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池の横にせんぐう館が建てられました。

第62回式年遷宮を記念して、平成24年4月7日、外宮まがたま池のほとりに「せんぐう館」が開館いたしました。 せんぐう館は式年遷宮の意義と社殿造営や御装束神宝調製の技術を未来に継承するため、「神宮」「式年遷宮」「神道」について分かりやすく知ることができる展示と、様々な講演・講座を企画しています。

開館時間:午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)
休館日 :毎月第4火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 :一  般 300円 小中学生 100円
(団体割引有り)

※中での撮影は禁止でした。

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伊勢神宮・豊受大神宮(外宮)表参道入口

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外宮の入り口になる第一鳥居口参道(表参道)火除橋です。(火除橋:火災の延焼を防ぐために人口の川にかけられた橋です)
ここを渡れば宮内になります。
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橋手前にある案内です。
豊受大神宮(外宮)には衣食住、産業の神様が祭られており、天照大御神のお食事をつかさどる神様であること、1500年1日も絶えることなく天照大御神に神饌を建てるお祭りが行われていることなどが書かれています。

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橋の手前で右を見ると外宮神域に入る、もう一つの入口 北御門口参道 とつながっている道が見えます、正宮参拝後に北御門口参道から出ても、この道を通ってすぐにここに戻れます。
橋の手前にある衛士見張り所(画面左端)では、外宮の案内図などがもらえます。

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宮内での禁止事項

ペットを持ち込まない
魚鳥木石を取らない
喫煙しない
参道以外に立ち入らない

禁止事項を確認したら橋を渡っていきましょう。

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外宮は左側通行、内宮は右側通行になります。
橋を渡るとすぐ左に手水舎、右に清盛楠と呼ばれる楠があります。
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まずは手水舎で手と口を清めます。

手水の作法は60代くらいの方より若い方のほうが知っているようでしたが、なぜでしょう(柄杓に直接口をつけている方は60代くらいの方が多く思えました。)

以前テレビで見た作法ですが、
一礼をして右手で柄杓を取り、左手、右手の順に清め、左手に水を受けて口をすすぎ、左手で口元を隠して水を吐き出し、左手をもう一度清め、残った水で柄の部分を洗い流すように柄杓を立てて流します。柄杓を元の位置に戻して、一礼をします。
この際最初にすくった一杯分の水ですべて終わらせるようにします。

伊勢市駅~外宮参道

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伊勢神宮を参拝する際には外宮からおまいりするのがならわしで、「外宮先祭」と呼び、天皇や皇族方のお参りも外宮が先だそうです。
さっそく伊勢市駅の駅前広場から目の前の外宮参道に向かいます。

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伊勢器市
中部地方の陶器を集めた市場です。

伊賀焼、信楽焼、美濃焼、瀬戸焼、常滑焼、萬古焼のお店があります。
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無料休憩所
中でお茶のセルフサービスがあり、お菓子のばら売りもしています。

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菊一文字という名ですがこちらは明治からのお店だそうで、日本刀で有名な菊一文字則宗との関係は?ですが、鍛造の刃物だけでなく、伊勢の文化に関する書籍コーナーがあり、外宮前オリジナル土産もあります。
「伊勢菊一」と書いてある爪切りが人気だそうです。
鍛造の爪切りは切り口がざらついたりしませんのでおすすめです。
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古くからのお店ばかりではなく、パン屋さんなどの新しいお店もありますが景観を損なうようなことはありません。
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こちらは赤福外宮前特設店
喫茶スペースがあり赤福のほか、季節により赤福氷・赤福ぜんざい・冷やしぜんざい、などがいただけます。
もちろんお土産としても人気ですが賞味期限は2日なのできをつけましょう。
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浜与本店外宮前店 伊勢湾でとれた生しらす、伊勢海老汁がいただけます。
お食事は11:00~14:30
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伊勢市観光案内所
外宮参道の最後にあるのは伊勢市観光案内所。
外宮・内宮のガイドさんによる案内は予約が必要ですが、外宮の案内は順次無料で行ってくれます。
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外宮参道を抜け、道路を横断すればいよいよ伊勢神宮の外宮に到着です。
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外宮の参拝後に内宮に向かうには左に見えるバス亭からバスに乗ります。
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信号が青になったら、いよいよ外宮に向かいます。

伊勢市駅から伊勢神宮(外宮)へ

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近鉄山田線の伊勢市駅ホームです。
すぐ隣にJR伊勢市駅があり、近鉄の伊勢市駅とJRの伊勢市駅はつながって共通の改札を使います。
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案内板にある通り、伊勢神宮に向かうにはJR側の出口から出たほうがよいので、近鉄のホームからは階段を昇って連絡通路を通りJRのホームに向かいます。
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JRのホームです。
余談ですが、ここから鳥羽方面に向かう場合は、近鉄よりJRを使ったほうが安く済み、近鉄とJRの駅は隣接していますので特別な理由がない限りJRの利用をお勧めしますます。
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改札の正面に伊勢神宮外宮までは徒歩5分の表示が見えます。(わき目も振らず急ぎ足で歩くわけではないので、実際はもう少しかかります)
改札を出て左にJRの券売機、右斜め前に近鉄の券売機があります。伊勢市駅の改札は共通ですのでどちらで買っても改札を通れますが、降りる時に困りますので帰りに切符を買う場合は間違えないように注意しましょう。

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伊勢市駅外観
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駅を出るとすぐに外宮の参道が見えます。
伊勢市駅から伊勢神宮(外宮)までは徒歩7分程度で、駅正面の参道を歩くとすぐに到着しますので迷うことはないでしょう。

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駅を出てすぐ左に曲がると荷物預り所があります。
駅にもコインロッカーがありますが、空きがない場合は、駅の外にある手荷物預り所に預けることができます。
5時半まで預けることができ、大きさにかかわらず1つにつき500円とコインロッカーよりは少し高くなりますが、
午後1時までは、複数の荷物でも1つの段ボールにまとることができれば1000円で宿泊先に送ってもらうこともできますので便利です。(他地域への配送も翌日以降の配送であれば対応してくれます。)
◆時間 午前9時から午後5時30分(年中無休)
◆電話  0596-65-6861
ここや伊勢市の観光案内書では公衆無料Wi-Fi設定用パスワードが受けとれ、レンタサイクル(4時間500円、8時間800円、宿泊については100円追加。)もあります。

荷物を預けたら参道を通って外宮に向かいます。
DSC03263伊勢神宮を参拝する際にいは外宮から先にお参りするのが古来からのならわしなので、外宮を参拝した後に、外宮前のバス停から内宮に向かう方がほとんどですが、伊勢市駅前からも内宮行きのバスに乗れます。

JR名古屋駅から近鉄名古屋駅~伊勢市駅(伊勢神宮最寄駅)

JR名古屋駅
伊勢神宮へのアクセスに、JR名古屋駅まで新幹線で来て、名古屋から近鉄の特急を使って伊勢神宮に向かう方が多いと思いますのでルートの説明です。
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新幹線のホームから降りたら、正面の新幹線改札口に向かいます。
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JR名古屋駅で新幹線の改札を出て中央コンコースへ、ここから近鉄名古屋駅に向かいます。
新幹線改札の北口を出たら左、南口を出たら右に曲がりそのまま中央コンコースを歩き、広小路口方面に進みます。
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中央コンコースは、いつも人通りが多く、にぎわっています。
遠くに桜通口の出口が見えていますが、その手前で右に曲がり広小路口方向に進みます。
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桜通口の出口が近づいてきますが、高島屋の手前で近鉄→右という
案内が出てくるので右に向かい広小路口方向に進みます。
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少し進むと右手に近鉄乗り場に行く階段が現れます。
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階段を下りればすぐに近鉄の改札が見えます。JR名古屋駅の新幹線改札からから徒歩7分くらい見ておいたほうがよいでしょうか。
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伊勢神宮(外宮)の最寄り駅の伊勢市駅まで、は4番線、5番線から特急(鳥羽行)を使います。

注目すべきは車掌さんの気をつけの姿勢、気合いを感じます。
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ここから伊勢神宮(外宮)の最寄り駅の伊勢市駅まで、特急(鳥羽行)で1時間40分くらいかかります。
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しばらくすると見晴の良い景色になってきます。
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いつのまにかという感じで伊勢市駅に到着です。