正宮、多賀宮、土宮、風宮の参拝を済ませたら、時間に余裕があれば帰り道は神楽殿の手前で左に曲がって忌火屋殿、御厩等を見て北御門参道から出てみましょう。
北御門参道を出てすぐに右に曲がれば、すぐに表参道の入り口に行けます。
更に余裕があれば北御門参道を出て直進すれば、神路通を通って宮外にある別宮の月夜見宮に行けます。
余談ですが、北御門参道を出てすぐにトイレがありますが、ペーパーは備え付けられていないので、持参していなければ中の自販機で購入する必要があります。
こちらは「忌火屋殿」
禊をした神職の方たちが、木を擦り合わせて火を起こし、上御井神社(一般の立ち入りはできません)の井戸で自分の影が水に映らないようにして組み上げた水を使い、神饌(神様のお供物を)作る場所だそうです。
神饌を運ぶ儀式が1500年前から伊勢湾台風の被害にあった時も1日も欠かさず毎日毎日続けられているというのはすごいことだと思いました。
御厩〈みうまや〉
神馬(しんめ)が2頭飼育されている場所ですがこの時はいませんでした。
神馬は、毎月1日、11日、21日の3度、菊花紋章の馬衣をつけて神前に見参するそうです。