鳥羽駅から鳥羽水族館へ

DSC02837

今日は鳥羽水族館へ行くんですよね。
世界最大規模の水族館、たっのしみだなー。カピバラさんに会えるんだもんなー。

鳥羽水族館へは鳥羽駅から海沿いの景色を楽しみながら歩いて向かいます。
それでは道順にご紹介していきます。
DSC02839
ホテルから水族館に向かう途中、道に出ていた水槽に、うじゃうじゃ伊勢海老がいました。

DSC02840

牡蠣というと冬のイメージがありますが、この岩牡蠣は夏が旬で、食べ頃は6月下旬から8月上旬くらいまでらしいです。

DSC02841

写真中央に見えるのは鳥羽駅1番出口。水族館に行くにはホテル側とは逆の道路に出る必要があったため、駅構内を通過してきました。

DSC02842

駅の1番出口を出ると、正面に見えるのがこの鳥羽一番街。お土産屋さんやお食事処の入る建物です。

DSC02843

途中、見やすい案内板がありました。鳥羽水族館まで700m。ちょっとしたお散歩になりそうです。

DSC02844

真夏の暑い日でしたが、海沿いの道を歩けるので、いくらか潮風で暑さも凌げたような気がします。何といっても景色が良いです。

DSC02845

こちらは「カモメの散歩道」と言う遊歩道です。ウッドデッキで作られた道の上を気持ち良く歩けます。2005年に「日本グッドデザイン賞」を受賞しています。

DSC02846

右に見えるのは、「ミキモト真珠島」。あのジュエリーで有名なミキモトの発祥の地とも呼べる場所です。世界で初めて真珠の養殖に成功したという歴史があります。

DSC02847

「カモメの散歩道」はとても見晴らしの良い道で、ベンチもあるので、ここでのんびり景色を楽しむこともできます。

DSC02848

ミキモト真珠島にある「真珠博物館」。美術品の展示はもちろん、自然科学や産業などからも人と真珠の関わりについての展示が行われています。

DSC02849

この「カモメの散歩道」は、朝早い時間に散歩するとまたすがすがしい気持ちで一日を迎えられそうですね。

DSC02850

ミキモト真珠島へは、パールブリッジという橋を渡って行くことができます。島では海女さんの実演を行っていたり、もちろん真珠の販売もしています。

DSC02851

こちらからは鳥羽湾をめぐる観光船が出ています。途中、寄港するイルカ島では、イルカやアシカのショーを見ることができます。

DSC02852

ミキモト真珠島で行われる海女さんの実演時間の案内が出ていました。なかなか見られない実演だと思うので、真珠島に立ち寄ることがあったら見てみるのも良いかも知れませんね。

DSC02853

海の治安を守るためにと、三重県警察の船も停泊していました。船だから交番の駐車場と言うわけにはいきませんからね。

DSC02854

真珠島を過ぎるとすぐにあるのが、パールタウンという真珠を扱うお店が並ぶ建物です。

DSC02855

ずっとお店が軒を連ねるようなところで、お土産を買うにも、まずはお店選びでかなり迷ってしまいそうです。

DSC02856

鳥羽水族館に到着。海の景色を眺めながらだったので、大した距離には感じませんでした。が、それにしても大きな建物です。

神楽殿から風日祈宮

DSC02741

神楽殿の方へと向かいます。一見、涼しげな景色ですが、この日は本当に暑かった……。真夏の参拝は覚悟が必要です。

DSC02743

四至神(みやのめぐりのかみ)

みなさん何だろう?と言いながら手をかざしていましたが、神様ですので、そういうパワースポットとは違うと思います。

DSC02744

DSC02745

神楽殿

こちらでは年中、午前8時半から午後4時まで参拝者の申し出により御祈祷を受け付けています。

DSC02746

お守りは休憩所になっている参集殿にもありこちらは神楽殿のように混みあいませんので、神楽殿が混んでいるようでしたら帰り道に参集殿で授与していただくほうが良いでしょう。

DSC02747

この橋を渡って、風日祈宮(かざひのみのみや)に向かいます。

橋の手前を右に曲がる道は瀧祭神(たきまつりのかみ)に通じる道になります。

DSC02748

以前にも触れましたが、内宮の橋と参道は右側通行です。外宮は左側通行。何故、外宮と内宮とで左右と違うのかというと、手水舎の位置が関係しています。内宮の手水舎は右側、一方、外宮の手水舎は左側に設けられています。
通常左に設けられていることが多いですが、内宮では参拝する際に五十鈴川が右側に流れていますので、必然的に御手洗い場は右になったものと思われます。

DSC02749

風日祈宮に向かう橋なので、風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)。

DSC02750

橋の下には、五十鈴川が流れます。

DSC02751

橋を渡った先に、ひっそりとあるのが風日祈宮。ここだけ別空間のようなお宮です。

DSC02752

風日祈宮(かざひのみのみや)

祭神は 級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)という風神を司る神。
元々は農耕に適した風雨をもたらす神として祭られていましたが、元寇で日本側が勝利したのは神風のおかげだと当時流布され、それ以降は国難に際して日本を救う祈願の対象となったようです。

DSC02753

こちらは式年遷宮後に見ることのできる新しい風日祈宮。まだ周りを囲われていて、上部分しか見られませんでした。

DSC02754

橋の欄干の上についているこの飾りは擬宝珠(ぎぼし)といい、仏教における宝珠を起源とする説があります。作られた時代によって形も様々だとか。

DSC02755

式年遷宮の後にはこの手水舎も一新されると言うことですが、この時はまだ新しい手水舎は見当たりませんでした。遷宮に向けてまだまだ準備段階と言うところでしょうか。

DSC02756

正面に見えるのは御厩、その先の左に見えるのが休憩所を兼ねた参集殿で、お守りの授与もしています。

DSC02757

参集殿を過ぎ、あと残すは子安神社へのお参り……と言うところで、時間と体力の限界。子安神社へのお参りはせず、入り口の宇治橋に向かうことにしました……無念。

DSC02758

絵に描きたくなるような庭園が広がります。間もなく宇治橋を渡って、おはらい町へ向かいます。

DSC02759

とても川に見えないけれど、こちらは五十鈴川。
ガイドブックには、「清らかな五十鈴川の流れ……」とあったのですが、夏の暑い日が続いていたせいか、川底が見える景色になっていました。

御正宮から荒祭宮へ

DSC02728

御正宮は感謝をする場所ですので、個人的なお願いは荒祭宮でするようにしましょう。

DSC02730

御正宮の参拝をした後に、帰り道という札に沿って進むと荒祭宮への案内があります。

DSC02731

途中に大木があります、なかなかお目にかかれない大木ですが皆が触っていくので根元の部分は皮が剥がれています。

DSC02732

荒祭宮に向かう途中に御稲御倉(みしねのみくら)と外幣殿(げへいでん)が見えてきます。

DSC02733

御稲御倉(みしねのみくら)

伊勢神宮の神田で行われる新米の稲刈り儀式「抜穂祭」(ぬいほさい)が行われた後、神田では本格的な稲刈りが始まります。新しい穂は乾燥させた後に、この「御稲御倉」に納められ、「神嘗祭」(かんなめさい:その年の初穂を天照大御神に奉納する儀式)に続く一年間のお祭りの飯、餅、神酒などに充てられます。

DSC02734

伊勢神宮の正宮の神明造は、他の神社では同じ作りにすることを憚っているため、「唯一神明造」(ゆいいつしんめいづくり)と呼ばれます。御稲御倉は唯一神明造の原型にもっとも近いものと言われ、一般の参拝者が唯一神明造を見られるのはここだけということです。

DSC02735

DSC02736

外幣殿(げへいでん)

古神宝類が納められているそうです。
神宝は神様のための調度品などで、遷宮の際に新たなものに取り換えられるそうです。
「古神宝」は式年遷宮の際に殿内から取り下げられたものだと思いますが、伊勢神宮では可燃のものは燃やされ、そうでないものは埋められていたと聞いています。

DSC02737

外幣殿を通り過ぎ、ここから少し進むと石段の下りの先に荒祭宮が見えてきます。

DSC02738

荒祭宮(あらまつりのみや)

外宮では多賀宮が豊受大神の荒御魂をまつっていますが、内宮では荒祭宮に天照大神の荒御魂を祭っています。
個人的なお願いはこちらでしましょう。
この日はとても混んでいて、とても暑かったので体調を考慮して並ぶことはしませんでした。
ここまで来てお願いせずに帰るのはちょっと…と言う方は観光シーズンには長時間並ぶ覚悟をしておきましょう。

DSC02739

荒魂(あらたま)を祭る宮で荒祭宮。荒魂とは、神の荒々しい側面のことを言い、その反対の言葉として和魂(にきたま)という言葉があります。神の怒りを鎮め、荒魂を和魂に変えるために、神に供物を捧げて儀式や祭りを行ってきた歴史があります。

DSC02740

荒祭宮への階段途中に、堂々たる大木が聳え立っています。こんなところにも伊勢の歴史を感じます。

鳥羽水族館⑨(コーラルリーフダイビング・古代の海)

DSC03036

こちらは「コーラルリーフダイビング」のエリア。頭上にも海の景色が広がる、まさしくダイビング気分を味わえるエリアです。

DSC03037

こちら「アカハチハゼ」というハゼの一種。底砂を口いっぱいに頬張り、砂の中にいる有機物や小動物を濾し取って、不要な砂などをエラからズバババーッと出す、面白い餌の取り方をします。

DSC03038

主に熱帯地方の浅い海に棲息するスズメダイは、名前にタイとはあるものの、スズキの仲間。鮮やかな色をしたものが多いらしく、観賞魚として良く飼育されるそうです。

DSC03039

こちらは「ヤエヤマギンポ」というスズキの仲間。コケを食べるので、水槽内をきれいにお掃除してくれます。
今までに飼っていたこともある魚ですが、これは飼っていたものとは比較にならないほど大きかった、小さい頃は穏やかでも大きくなると気が荒くなると言われていますが、ここのヤエヤマさんは特にそういったそぶりは見らず、気ままに過ごしているようでした。
DSC03040

ヤエヤマギンポさん、正面からだとこんな愛らしい顔をしています。この大きな口で石に生えたコケをあぐっあぐっと食べてしまいます。

DSC03041

こちらは「アオリイカ」の赤ちゃん。夏場だけの展示で、水族館前の海で直接採集してくるようです。泳ぐ姿はとてもキレイです。

動画もご覧ください。
P1030083

こちらは「古代の海」エリア。
写真はあまりにもよくわからないのでよく見たい方は詳しいサイトがありますのでそちらをご覧ください。
「ポリプテルスエンドリケリー」という、熱帯アフリカに棲息する淡水魚。ポリプテルスという種は約4億年前に現れ、姿形をあまり変えずに現代まで生き残っているため、「古代魚の生き残り」と呼ばれているそうです。

P1030085

アリゲーターガーという北アメリカ最大の淡水魚。魚なのでもちろんエラ呼吸も行いますが、浮き袋による空気呼吸もできるという特徴があります。アリゲーターガーの棲む水域に含まれる酸素が少ないため、空気呼吸もすることで酸欠を防いでいるのだそう。

P1030086

チョウザメがわんさかいる水槽です。チョウザメの卵から作られるのが世界三大珍味の一つであるキャビアです。キャビアを作るために、日本でもこのチョウザメの養殖がおこなわれているようです。

P1030087

この大きなサメのような形をした魚は「シロワニ」と呼ばれるサメの一種。見かけによらず性格は大人しく、人を襲うことはないとされています。

P1030088

サメには子宮が2つあり、それぞれの中で卵が孵化しますが、生き残るために共食いが始まり、結果として生き残るのはそれぞれの子宮で一匹ずつ……性格は大人しいと言っても、そんな話を聞くとちょっと怖いですね。

P1030089

歯は前歯も奥歯も全て牙のような形をしていて、口は常に半開き。それで性格は大人しいと言われても、俄かには信じられません。

P1030090

左側に見えるのは真珠島で、連なる青灰色の屋根の建物は御木本幸吉記念館。鳥羽のうどん屋に生まれて、96歳で没するまでの生涯と業績が展示されている記念館です。

鳥羽駅からホテルへ

DSC02789

DSC02790

鳥羽駅に到着。駅にコンビニも入っているので、いざという時安心です。

DSC02791

DSC02792

伊勢名物の「赤福」はどこに行っても出会えます。しかし消費期限が2日間(夏季)しかないという、お土産に買うにはちょっと考えてしまう伊勢名物です。

DSC02793

鳥羽駅からの眺め。駅から海が見えます。

DSC02794

この鳥居は「金刀比羅宮(こんぴらぐう) 鳥羽分社」のもの。海の守護神として知られる金刀比羅宮の分社が全国に6か所あり、その内の一つがこの鳥羽にあります。

DSC02795

DSC02796

DSC02797

DSC02798

本日宿泊する宿の看板が少し離れた所から見えたので、看板の写真を一枚。海が近く、潮風を受けるので、看板が錆びてしまっているようでした。

DSC02799

ホテル「和光」さんに着く直前、かなりの急坂を登り、最後の体力を使い果たしました。駅から近いというだけで、坂道は計算していなかった……。

DSC02800

ふー、ようやく宿に到着ですか。バッグの中は暑かったですよ。

DSC02801

部屋はクーラーが効いていて快適ですね。

DSC02802

どれどれ、私も一休みさせてもらいますよ。

DSC02803

コキュコキュ……。冷房が効いた部屋で熱いお茶を飲む、贅沢ですねぇ。

DSC02804

外の景色はどうなんでしょうか。ちょっと見てきましょう。とててて。

DSC02805

わあー。うみだー。

DSC02806

窓越しに潮の香りがしますよ。

DSC02807

宿の部屋から一枚。右に見えるパールビルにもお土産屋さんや飲食店が入っています。

DSC02810

私もお忘れなく。葉っぱがあるので頂戴します。もっしゃもっしゃ。

DSC02811

もっしゃもっしゃ。

DSC02822

今日も一日お疲れさまでした。明日は水族館でキュッルキュルーーー。